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宇都宮市在住のサウンド・コーディネーター 日々雑感
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今回の日記のタイトル、一体何ぞや?と言うタイトルですが(笑)。先週の土曜日に鹿沼の一角で、あるバンドのレコーディングがスタートしました。そのあるバンドとは、、、「Pig on the tree」。

ashikagatrio.jpg

 

 

 

 


訳して「ブタもおだてりゃ、木に登る」(笑)。アイルランドのトラッドをアレンジし、群馬や足利、佐野などを中心に演奏活動をしている3ピースバンドです。メンバーとは、5年前にラジオ局で制作していた音楽番組にゲストとして出演して戴いた時からのお付き合い。PAの仕事を始めてからは、何度か演奏のオペレートをさせて戴いている間柄でもあります。実は彼らのレコーディングとCDリリースを熱望したのは何を隠そう、この私。彼らの演奏の良さはキチンとした形で残すべきだと2,3年前から彼らをずっと口説いていたのです。そして彼らと前から親交があった小川 倫生さんがレコーディングのプロデューサーを買って出てくれ、今回実現の運びとなりました。

nekoyadorec1-0113.jpg

午後1時、メンバーと小川さん、エンジニアの諏訪さんが集まり、マイクのセッティングやプリアンプの調整などレコーディングの準備が進められました。

(画像その1:プリアンプ調整中の小川さんと諏訪さん、テスト演奏中の斉藤氏@Pigのギター。)

 

nekoyadorec2-0113.jpg

 (画像その2:レコーディング全景。ドラムの森下氏の位置を3つに仕切られた一番奥の部屋に取り、ギターの斉藤氏とフィドルの石川女史の位置を手前の部屋に取りました。和やかな空気の中にも緊張感があり、それぞれの演奏のコンディションをチェックしています。ギターの斉藤氏から時折ジョークは飛び出すものの、かなり真剣。)

 

Pig~は軽快でグルーヴ感のあるダンスチューンを得意としています。(一部ではそのノリの良さから、彼らは「野獣系」と呼ばれているそうな。)ライブでは老若男女を問わず、その勢いにグイグイ引き込まれていくケースがしばしば見受けられます。聴くところによると、若い年代の人からは「自分たちもこんな風に年を重ねていきたい」と言われ、熟年と呼ばれる年代の人からは「自分たちもまだまだ捨てたモンじゃないと思った」と言われたことがあるとか。バンド活動歴が30年を越す彼らならではのエピソードです。…確かに彼らの、その場の緊張感すら楽しんで演奏する姿には、随分とパワーを貰う事は多いかもしれない。

私はAirと呼ばれる、スローなナンバーもかなり好きです。スローな曲には、フィドルの石川女史の人柄がとても反映されていると私は感じます。この日も何曲か録りましたが、軽快なダンスチューンには無い、しっとりとした音が室内に響き渡っておりました。

nekoyadorec-0113.jpg

 さて、この日は途中、アンリロでの夕食を挟んだものの、ほぼノンストップ状態で夜の9時まで録音となりました。流石に緊張感の連続と、折からの寒さで終了時には全員、グッタリ状態。しかし、エンジニアの諏訪さん曰く、全員が「まだまだ~!」と粘った甲斐があって、良いテイクが幾つか録れたとの事。まずまず良い形でのスタートとなりました。今後も追っかけ?レポートをしていきます。…こうご期待(笑)。

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