歌うは楽し？

27日の土曜日は、Pig on the treeの3日目のレコーディング。…であったにも関わらず、私は前の日記にも書いたとおり、昼間はどうしても東京へ行かなくちゃあならなかった（苦笑）。

夕方、コンサートが終わり途中の駅から電話を入れると、「まだやってるよ～」とプロデューサー。帰宅後、夕ご飯を食べる間もなく、鹿沼へ向かいました。到着すると、コーラス録りをしている最中でした。

Pigのメインボーカルはドラムの森下氏。昼間に1曲、ギターとフィドルのオケ録りをする際に、「ささやき程度でもヴォーカルがあった方が弾きやすい」と言われ、森下さんが軽く歌ったのがかえって良い感じに録れた、とエンジニアの諏訪さん。う～む、森下さん、新境地開拓か？！私が到着してからも1曲ヴォーカル付きの楽曲を録音。普段ライブの時はドラムを叩きながら歌っているので、ヴォーカルのみと言うのは本人的にはいささか心許ない様子（苦笑）。歌の入りのタイミングを何度かテストして、いざレコーディングすると、これも良いテイクが録れたのでした。

現段階で、ヴォーカル付きの楽曲2曲はCDに収録される予定。渋～い感じが逆に他のダンスチューンには無い良さを醸し出しているので、これは期待が持てますぞ。

続いてコーラス録り。ライブではギターの斉藤さんが歌詞の一部だけをハモると言う感じでコーラスを入れています。が、いざレコーディングとなると何だかそれも変。。。と言うことになり、急遽丸々ワンフレーズをハモる事にしました。画像は本番を前に、コーラスの練習をしている風景。コーラスだけだと音が掴みにくいのでメインボーカルを入れ、更にプロデューサー自ら一緒に歌って、練習しています（笑）。妥協を許さないメンバーにスタッフ。。。さほど多くない人数で作業をしていますが、その内容はかなり濃いです（笑）。

 

結局、プロデューサーは本番でも歌うことに。（1人より2人の方がコーラスに厚みが出るだろうとの判断で）レコーディングを始めると、これがなかなか怪しい絵面になっています←　どう見ても、HIPHOPのラッパー2人がレコーディングしている風景みたいですね。しかも斉藤さんが縦乗りにリズムを取っているので、ますますラッパー色強し。（しかし、バックがガラス戸ってどうよ？）時折冗談を飛ばしつつも、真剣に歌う斉藤さんとプロデューサー小川氏。斉藤さんの硬質な声と小川さんのまろやか？な声がマッチしてコーラス録りも完了。この日、小川さんはプロデューサーだけでなく、コーラス隊としても大活躍（笑）。

 

 レコーディングが済んで、片付けをしているとそこへカフェ饗茶庵のオーナー風間氏が登場。お店の方が終わったので、様子を見に来てくれたんですね。諏訪さんが録った音を聴かせると、「こりゃあ、良いね～。」と風間氏からも好感触なお言葉を戴きました。まだまだ細かい作業が色々とありますが、だんだん形が見えてきました。

～閑話休題～おまけ

さて、私が到着する前に、夕飯を摂っていたメンバーとスタッフ。どうも食事の席でCDタイトルとジャケットの話題になったようです。レコーディングの合間に、その辺の話を皆から聞いたのですが候補のタイトルとジャケットの内容は、、、かなり面白いかも。…あ～、その場にいられなかったその日の自分が悔やまれる。くぅ～っ（泣）。