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この日はいつもお世話になっている、カフェブロッサムの
恒例行事「春のワールドミュージックフェス」の日。
数年前からそのフェスの裏方一切を任せて戴いている。
空を見上げると、空具合がやや不安だが、何とかなるだろう
と軽い気持ちで自宅を出る。
飛駒までの道中、鹿沼や葛生を抜けて行くのだが、山は新緑
田んぼには水が入り、この辺りのいつものGWの風景。
8時ちょっと前にブロッサムへ到着し、僅かな時間、オーナーの
相場さんご夫妻と話をする。
お二人はこの日のランチで提供する、ローストビーフをお店の
薪ストーブで製造中だった。
8時を廻り、音響機材のセッティングを始める。相変わらず空は重い。
雨が降る心配は余りしなくてもよさそうだったが、
山間にあるだけに少々寒い。
まとまった時間を演奏するので、奏者は手が悴んで
演奏しにくいかもしれない。
こちらから事前に打診した時間に、この日に演奏する6グループの
奏者が続々集まってくる。短い時間でサウンドチェックを済ませ
12時前にフェスをスタート。
トップ 「新宿二丁目バンド」。
今回、初出場。ニューオリンズ・ジャズ系のバンド。
初出場なのにいきなりトップで演奏とは、少々
演奏しにくかったかも。
でも、全くそんな事を感じさせないノリの良い演奏で
お客様を楽しませてくれた。
バンジョーとギターのMCの掛け合いも、かなり笑える。
(まるでボケ・ツッコミの漫才コンビの様でした。)
音は本格派、
でも楽しい演奏が出来るのは素晴らしい事デス。
2番目 「デュオ・メリエンダ」
南米パラグアイのハープ「アルパ」とピアノのデュオ。
女性2人が奏でる音には、優しさと温かさがあり、
会場のお客様もゆったりとした気持ちになれたはず。
案の定、アルパの中嶋さんがMCをしながら
指を温めていた。
冷たい楽器に指先が触れているので、悴まない方が
おかしい。しかし、演奏がブレないのは流石。
3番目 最年少の「さのっこ」
年齢は参加者の中では一番若いが、キャリアは5年。
普段は木曜日に佐野駅前のストリートで演奏している。
さのっこの音と詞の世界観も独特だ。
だからこそ、年齢を問わず多くの人に支持されている
のだろう。このところ、あちこちのライブに出演していて
絶好調な女の子2人組。
4番目 ブロッサムではお馴染みの「シュガーヒルランブラーズ」
ブロッサムのお客様の中には、日曜日に時折行われている
シュガーヒルの(公開?)練習を耳にされている人も
いることだろう。
その演奏技術の高さはブルーグラスやカントリーが
好きなオーナー、相場さんのお墨付き。
昨年、フェスの前日に六本木ヒルズでその腕前を披露して
きたのだが、多くの人を魅了してきたに違いない。
5番目 鹿沼市在住のギタリスト「オガワミチオ」さん
一昨年の春以来の登場。今年に入り、オフィシャルに
人前で演奏するスタートはこのフェスとなった。
しかし、レベルの高い演奏を披露して、お客様を静かに
させてしまうこの人は一体。。。
今回「My Favorite Things」をカヴァーしていたのだが
オガワ流アレンジの凄さを目の当たりにする事となった。
…いちいち、やる事がニクイ(笑)。
と、演奏途中で危惧していた雨が降り出した。
(うわっ、またか!)と思ったが
(…別に小川さんが悪いわけでは無いのだが、過去のフェスでも
自分の演奏中に雨を降らせた実績が彼にはある。)
のんびりはしていられない。演奏を中断し、機材や楽器を店内へ
運び込む。
お客様も店内の思い思いの場所に陣取り、落ち着いたところで
演奏を再開。運び込んだ機材を設置し直すと時間がかかるので
そこからの演奏はアンプラグドになった。
店内にて。
アコースティックギターの音は、生音ではそれほど
大きくはない。
でも今回は、アンプラグドと言うことをアナウンスしたのも
あってか、お客様は静かに生演奏に耳を傾けていた。
生の音だからこそ、伝わるモノもある。と思う。
店内での演奏に聞き入るお客様と他の
バンドの皆さん。
ブロッサムの二階はロフト式になっていて、
上の席からも一階の演奏がよく見える。
また階段は、本来座席ではないが、音も良く聞えて
奏者も見えるので、こういう時は一番の特等席となる。
そしてラストは「Pig on the Tree」
今回はCDに収録した曲は演奏せず、普段練習で
レパートリーとしている曲を次々繰り出してきた。
(その辺にも演奏する気満々なのが伺える。)
齋藤さんは今年新調したギターで演奏。
(これがまたいい音でPotTにはピッタリだった!)
しかし、相変らずカッコイイ演奏でお客様を唸らせて
しまう。まだまだ進化していくPotT。
ラストの曲は、シュガーヒルのバンジョー奏者の
川俣さんを迎えての「オクラホマミキサー」。
PotTがいつか人前でやろうと温めていたレパートリーの
一つ。体育祭などでお馴染みのフォークダンスの
曲でもあるが、PotTが演奏すると断然カッコイイのだ。
川俣さんのバンジョーがアメリカンテイストを更に加味して
いく。駆け抜けていくような演奏に会場から拍手の嵐だった。
と、楽しくも素晴らしい音楽と美味しいランチがセットとなった
ブロッサムフェスが終了。
毎回、関わっていて思うのだが、大きな事故もなく無事にエンドマークが
打てると少しホッとする。
勿論、裏方として考えることや反省することは多い。
でも、少なくとも来場してくださったお客様や出演してくださった奏者の皆さんが
ひととき楽しんで下さり、思い出にして戴けるのだったら、多少大変でも
私が頑張れることは続けていきたいとも思う。
さて、次回は秋。
今度はどんなフェスになるだろう。
寒い中お越し下さり、演奏を聴いて下さったお客様、演奏者の皆様
出張カフェのサンマリノさん、そしてカフェブロッサムのスタッフ
オーナー&シェフの相場さんご夫妻、本当に有難うございました。
閑話休題 ~おまけの話
今回、またもや雨を降らせてしまった小川さん。
ここまでやってしまうと、本当に「伝説の雨男」である。
余りの寒さに何度かコーヒーを求めた、出張カフェ
サンマリノのオーナーも一昨年の事を覚えていて、
「また小川さん、やっちゃいましたねぇ~。」と言われた。
周囲にも「アメフラシ」(何だか昆虫か妖怪の名前の様だ。。。)
と言われるほど。これは本当に干ばつに苦しむ地域に行って
演奏してこなきゃいけないかもしれない。
…しかし、こんな事で皆の記憶に残らなくても。ねぇ。
そして、初めておじゃまします。チリです。
わかりますか?
小川さんファン初心者の私ですが
これからもよろしくお願いします。
また、たくさんお喋りして下さい!ねっ!?
分かりますよ~。先日は有難うございました!
(レスが遅くなってごめんなさい。)
皆さんで食べて、喋って、歩いて…楽しかったですね!
お仲間に加えて戴けて嬉しかったです。
小川さん、これからは人前に出ていく機会が
多くなります。
(お手伝いをさせて戴いているので、私も出没
頻度が高くなります。)
もしお時間や日程が合うのがありましたら是非
お越し下さい。(ブログでもチョコチョコアップして
いきますので、チケット欲しい!と言う際はご連絡下さい。)
またお話出来るのを楽しみにしています♪
お疲れ様でした~
雨が降らなければ・・・
残念ながら最後まで聴けず(泣)
でも、美味しい食べ物と素敵な音。。
楽しい野外ライブ。
よかったです~
また行きたいですよ♪
伝説の雨男さん~今度は、降らせないで~
ですよね。
レスが遅くなってごめんなさい!
過日は寒い中をお越し下さり有難うございました!
(次の日も遅くまでご一緒させて戴いてしまいましたし。)
今度のブロッサムフェスは秋です。多分10月頃です。
あそこのライブは屋外でやるのが一番!
天候の心配はありますが、奏者もお客様ものびのびと出来る
場所なので秋フェスは頑張ってお天気にしますから~。
是非また聴きに来て下さい。…雨男には負けません(笑)。
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