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3日のネコヤド大市ライブの時に、メンバーから既にレコーディング済みの楽曲の内で
何曲かを録音し直したいとのリクエストがあり、今回のレコーディングとなりました。
この日は朝から天気も良く、湿度も低いという格好のレコーディング日和。
とても梅雨入りしたとは思えません。
エンジニアの諏訪さんとプロデューサーの小川さんが
マイクをセッティングしている図。
Pigのメンバーはそれぞれのレコーディングポジションで、
音の確認をしたり楽器の調整をしています。
マイクの距離と角度を微調整する諏訪E。
小川Pによるとこの微調整がレコーディングを左右する
カギになるのだそう。
小川Pと諏訪Eのマイクの距離と角度へのこだわりは
宅録で色々とやってきた人達ならでは、です。
今回、諏訪Eは購入したばかりの真空管入りの
コンデンサーマイクを持参。
…レコーディングの度に機材が増殖していく諏訪E(笑)。
←マイクセッティング中のPigのメンバー。
ドラムの森下さんは、フィドルの石川さんの
練習に合わせて、リズムを刻みます
←ギターの斉藤さんは、2人の音を聴きながら
ギターの弦を張り替えています。
相変わらず、タオルを頭に巻き、どこぞの親方スタイル(笑)。
石川さんのフィドルがとても良い音で室内に響いていました。
古民家だった花蓮はアコースティックな楽器にはかなり
適した場所の様です。
←それぞれの楽器のバランスとプリアンプの
調整をする小川Pと諏訪E。
←2人のこの並びを見るのも久し振りです
…考えてみたら、レコーディングを始めたのは1月。
その頃、花蓮の中はかなり寒かったのですが
今や6月。季節もスタート時とは逆の季節に移っていました。
いよいよレコーディングがスタート。
まずは軽快なダンスチューンから。
演奏し慣れている曲とは言え、レコーディングは
久々のPigのメンバー。
少々緊張しているのもあってか、納得のいくテイクが
なかなか録れず。
一方、小川Pと諏訪Eも何やら難しい顔。ギターの音が
今までの音と違うらしく、
2人で「う~~ん、何かギターの音が固いなぁ。。。」
前回のレコーディングからしばし間が空いていたのもあり、
同じ楽器の音と言っても環境(温度や湿度)の変化は
避けては通れません。
何度か微調整をしてギターの音は良くなったものの、
結局ダンスチューンの録音は後回しとなりました。
休憩を挟み、別のダンスチューンの録音。そして小川Pのオーバーダビングの
録音へ。
今回のPig~のアルバムには、プロデューサー自らが何曲かサポートに入っています。
もう何度もライブなどでは一緒に演奏しているPig~と小川Pの間柄故に
どんな風に音を重ねていくかは、小川Pの中にはしっかり出来ていたようです。
諏訪Eに小川Pの音を重ねた音源を聴かせて貰いましたが、確かにPig~の音を更に
進化させ、音にも厚みが出ていました。
オーバーダビングの作業は花蓮でのレコーディングが一通り終わった後に
小川Pと諏訪E2人の密室作業で進められていたので、Pigのメンバーも私も
その様子はほとんど知ることが無かったのですが、今回の録音でその一端を垣間見る
事に。
何人もの目が集中する中、オーバーダビングのパートを
演奏する小川P。
「人が見ている中ではやりにくいなぁ~。」と言いつつも
一発でキメてしまう辺りは流石!
PCのモニターを見つめる諏訪E
小川Pの録音をリラックスしながらも、真剣に見つめるPig~のメンバー。
2人並んでいると、ご夫婦のようですが、
勿論違います(笑)。
そして、フィドルの石川さんが再録を希望した曲の
フィドルパートの録音。
小川Pの録音に触発されたのか、こちらのテイクも一発OK。
(石川さんの後ろでギターの斉藤さんがかなりリラックスして
見ています(笑)。)
その後、先程後回しにしたダンスチューンの録音に再チャレンジし、
何度かテイクを重ねた結果、以前の録音よりも勢いのある演奏が録れたのでした。
これにはメンバーだけでなく、小川Pと諏訪Eも納得。
これでアルバムに収録予定の曲のレコーディングが全て完了した事になります。
これを素材として、今度はミキシング作業へ。(諏訪Eの手腕が光ります)
場所も花蓮から大きなスピーカーが完備されている、小川Pのスタジオへ移して
作業が進みます。
CD制作もいよいよ後半戦へと突入です。
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