今後の楽しみを垣間見る

昼間に、とある用件でPigのギタリスト齋藤氏に電話を入れる。

齋藤さんへは時折急ぎの事務連絡を入れることがあるが、今回はエンジニアの
諏訪氏から耳寄り情報があったため

短いお昼休みに連絡を入れたので、用件だけ済ませて早めに電話を切ろうと
思った矢先に齋藤さんが「実はさ、、、」と話を続ける。
どうも以前、Pigの演奏を聴いてくれた人がPigのブログが開設されたことを
自分のブログで話題にしてくれているとの事だった。
齋藤さんの話によると、その人は埼玉のO駅前でストリートで演奏したときに
聴いてくれた人らしい。（その時のことは、以前Pigのメンバーから話を聞いていたので
私も記憶に残っていた。）
…O駅前のストリートで彼らが演奏したのは、かれこれ５・６年前のこと。
私がラジオ局の音楽番組でPigのメンバーをゲストに招く少し前の話だ。
その後もPigは音楽活動を続けていたし、私や小川Pは割と良く顔を合わせていたと
思う。ただ、いつどこでライブをやると言った情報発信がなされていなかったのは
確かだ。（齋藤さんも言っていたが）…良く今まで忘れずに？いて下さったと思う。

それから少し時間を置いてPCの前に座ったときに、その事が気になり
検索してみたら…ホントだ、話題にしてくださっている。

それもブログが開設になったことをかなり喜んで下さっているようだ。
石川さんのフィドルを聴いて、自分もフィドルを手にしようと思ったことやO駅前の
ストリートでの出逢い、その直後の下北沢でのライブのことまでしっかり記事にされて
いて、相当惚れ込んでくれていたのが分かる。

更にブログ開設によって、Pigの今後の活動情報が入手できる～♪と言って戴けるのは
齋藤さんで無くても、Pigを知る1人としては有難い＆嬉しいことだ。

思い返せば、ラジオ局で音楽番組を制作していた時から小川Pとは「Pig on the treeの
演奏はCDとして絶対残すべき」と話していた。（小川Pはこの時、この音楽番組の
パーソナリティでした。）それこそ、小川Pと交互に「CDを作りましょう！」とメンバーに
会うたびに言ってきた気がする（苦笑）。
最初は「こんなおじさん・おばさんのバンドの音を残してどうすんの～。」と全く
取り合わなかったPigのメンバー。
それが今や、諏訪Eと言う強力な助っ人を迎えてCD制作を進めていると言うんだから
物事はどこでどう動くかはホント分からない。
先日、レコーディング後のミーティングの時にも「ホンの２・３年前はこのメンバーでCDを
作っているなんて予想もしなかったよなぁ。」と皆で話していたっけ。

…CDリリースとライブを楽しみにしてくれている人はもはや？１人や
２人じゃない（！）んである。
勿論、作る以上は良い物を残したいし、それを念頭に置いて今までの作業も進めてきた。
CDを聴いて戴いたときに、１人でも多くの人に「手にして良かった。」と思って貰える
音源であって欲しいとも思う。

作業は終盤戦に差し掛かっているけれど、リリース後にも様々な展開が待っている事だろう。
その楽しみの一端を垣間見た一時だった。