路地裏にて企み話

水曜日、時折激しく降る雨の中、打ち合せで鹿沼へ向かう。

市役所近くの路地裏を入っていくと、カフェとレストラン、そしてカフェが管理する
イベントスペースが路地の行き止まりの一角を占めている。
カフェ＝カフェ饗茶庵、レストラン＝アンリロ、イベントスペース＝花蓮。
そう、いつもの場所（笑）。
過去の日記にも書いたが、この二つの店のオーナーが月１回、開いているマーケットが
「ネコヤド大市」。路地裏だけにネコが宿るスペース＝ネコヤドと言う意味もあるのだろうが、
元々この辺は「根古屋」と言う宿場町だったそうで、そこから付けた名前だと饗茶庵の
オーナーに以前教えて貰った事がある。
昨年の２月にスタートし、今や多くの人のブログで話題になるほどのイベントに成長した。

このネコヤド大市、来月は少々趣向を変えて土曜日の夜に開催となる。
夏の夜なので「クロネコ夜市」と言う名前で、ちょっと祭り気分でやるらしい。
そしてこの夏の夜の雰囲気に合わせた企画が幾つか持ち上がり、
その打ち合せだったと言う訳。
以前から何となく情報は入ってきていたのだが、ＤＪブースを作って、ネットラジオを
やる事になったと言う。
…が、集まったのがいかんせん放送については余り詳しくないと言う面子だったせいか
現場にいた経験のある（現在もいると言えばいるんですが。）私に話が回ってきた。

５時半過ぎに打ち合せ場所であるアンリロへ赴くと、既に小川ＰとＮＥＴＷＡＲＰさんが
来ていた。
ＮＥＴＷＡＲＰさんは独自のサーバーを持っていて、そこから今回のネットラジオを
リアルタイムで配信してくださるとの事だった。
６時過ぎには打ち合せ参加者が集まり、資料を見つつ話を進めていく。
…相変わらず、話が脱線しまくり（苦笑）。アイディアを出しつつ、軌道修正をしつつ、何とか
話はまとまった。
当日はゲスト有り、生演奏有り、音楽紹介有り、ネコヤド出店者の紹介有りなど
盛り沢山な内容になる気配。
その仕切り一切を私が任されていると言うんだから、一体どんな事になるんだか
ま、ここまで来たらサクサクと色々準備して当日は楽しんでしまった方が良さそうだ。

さて、この日はアンリロが以前特集記事の１つとして掲載された「自休自足」の記事を
改めて編纂し直した「自休自足～カフェの本」と伊藤ゴローさんプロデュースの
コンピレーションアルバム「カフェと音楽と、」の発売日。
（アンリロはこの本とＣＤの両方にピックアップされています。…素晴らし～い）
勿論、アンリロでは両方とも販売されていたので、早速ゲットしてきました。








１３日（金）には青山ブックセンターでticomoonのレコ発ライブがあるそうで、そこでは
奈良の有名なカフェ「くるみの木」とアンリロがお菓子などの物販を行うとの事。
（ＣＤで両方のお店の音楽をticomoonが担当しています。）
…ドラえもんの「どこでもドア」があるなら、是非行ってみたいのだが～（苦笑）。

●「自休自足×333DISCS　
　CD「カフェと音楽と、」／自休自足増刊号「自休自足 カフェの本」
　発売記念 tico moon インストアライブ

★会場：青山ブックセンター本店内・洋書コーナー
　〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-53-67
　コスモス青山ガーデンフロア（B2F）
　　http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200707/333discscd_07713.html
★Open／19:15
★Start／19:30
★定員：50名様
★入場料：無料

実は先日、「折角アンリロの音楽をticomoonが担当して下さっているのだから、
この際頑張ってticomoonに鹿沼の、この路地裏まで来て戴いてライブを開催するのは
どうだろう？」とアンリロの上村氏と話していた。
（話が出たら、何とか実現させたいと思うこの性分、どうにかならないもんか～。）
…多少の苦労はあっても先の楽しみは多い方が良い。